「うわあ。」
「なんであさからいるん」
「きっも」
「私服ダッサ!!」
レジに並んでいた私の背後にいた小学生の言葉が聞こえてきました。
(高学年こぇえええ・・・)
と思いつつチラ見したらば、彼女らの視線の先にいるのはわが長男・・・。
私の宝・・・。
ええええええええええええ!
うそでしょ!こんな陰口言われてんの?
離れてるから本人には聞こえてないと思うけど・・・。
長男は別にその子達に声をかけたでもなく、ただ同じ店にいただけなのに、視界に入って数秒でこんなぼこぼこに言われる立ち位置なの??
ほんの数日前にスルーしようとしたけど、状況はもっとまずいんじゃないか?
私はこの二人を知っていました。
そんなに素行の悪い子ではなくむしろしっかりした子の方だと思う。
それでもこの行動。
もしや本当にみんなが長男の陰口言って楽しんでるのか?
いたたまれない気持ちで毎日学校にいるのか?
もう目の前が真っ暗でした
「うわあ。」
「なんであさからいるん」
「きっも」
「私服ダッサ!!」
何度もこの言葉が耳でなるし、ひそひそ言いながらくすくす笑う二人の顔も焼き付いて爆発しそうになります。
その場では長男は、二人に気づいて「よ」とか言って、二人も親の目の前だからあいまいに笑っていましたが、私がいなかったら無視とかされてたんじゃないかな?
問い詰めたいけど長男は陰口に気づいていないしと思ってその場はとにかく離れました。
腹が立って治まらなくて友人に話を聞いてもらっても、夜にはまた思い出してしまって煮え煮えしていました。
翌週火曜日 「行きたくない」でました。
朝から長男に「学校行きたくない」
と泣かれました
もう、休んでいいよと言いたいけれど、夫は事情を知らないから、「行け。」となって行きました。
長男の前では夫に言えなかった陰口の件を夫にLINEで伝え、翌日は休ませることにして、留守番を私の母にお願いしました。
先生へのお話
長男は日曜の陰口は気づいていないので連絡帳には書けないなと思いました。
長男自身母親に知られたくないかもしれない。
陰口言われてしょんぼりしてるって知られたくないかもしれない。
小5だし、何でもかんでも親に言えないよね。
と思ったので翌日お電話で相談しました。
私としてはみんなが陰口を言っていて長男が困っているなら、辞めるように保護者から話があったとクラス全員に伝えて欲しい。けん制の意味で。
と伝えましたが、
先生が2人に確認をしたところ、「二人とも、言ったことは認めたし、内容も悪いことという気づきもあったので指導は行いました。」
となり、クラス全体への注意は、
「かえって長男が浮いてしまう可能性も考えられお勧めしかねる」
という見立てでした。
私も日が経って怒りも落ち着いていたのもあり、
「わかりました。」
と引き下がりました。
1日休んで長男の様子
仕事もなかなかはかどらず、ソワソワと昼に電話をすると、実に元気そう。
夕方には
「明日は学校に行く」
と言っていました。
帰ってからもとても普通。
「学校どう?」
ときいても
「別に。疲れた」
くらいでまた休みたいとは言ってきません
陰口言う子にわたしから伝えたいこと
陰口楽しい気持ちはわかる。私もさんざん言ってきた。気持ちいよね。優越感だよね。
でも絶対に誰もいない陰で言って。
特に学区内は気を付けよう。
親の耳に入ったらもう絶対に嫌われる。
直接何かされることはなくても、応援はされない。
ごめんなさいなんてなんの意味もないよ。
あなたの暇つぶしでディスったその子は誰かが命懸けで産んで毎日育てた宝の命ですよ。
ああ・・。憂鬱。心配。ブログがあってよかったな。書くとすごく整理がつく。
なんか幼児期が終わって子育てもう終わったようなもんだわ、とか思っていたら次の課題が来ますね。
これも経験。