夫が帯状疱疹にかかりました
初めてのことで、「思っていたのと違うな」ということも多かったので紹介します
帯状疱疹の症状
症状が出た日
背中の真ん中と左側に3センチほどの発疹
左胸と腹部左下に1㎝の発疹のまとまりが2か所
この時は「かゆい」と言っていて、虫さされかなと思っていました
なので写真がありません
翌日
発疹がより赤くなってきました
そして「ニキビが膿んだ時みたいに痛い」という。
よく、帯状疱疹のいたみは「ピリピリ」と表現されるので違うかなと思ったのですが、
「帯状疱疹」でウィキペディアをみてみると「初期の発疹」の写真があり、夫の症状そのままでした
おそらく帯状疱疹であろうなということでさらに読むと
「抗ウイルス薬は水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖抑制効果しかなく、 病初期に投与しないと効果が期待できない。 」
との記載が
画像検索で出た写真も結構ひどい症状のものが多く、すぐに受診してもらいました
あいにく祝日だったので、休日当番医(消化器内科)に電話で「帯状疱疹っぽいが対応可能か」を確認したうえで行きました。
治療内容
すぐに帯状疱疹と診断
点滴してもらえました
飲み薬
抗ウイルス薬 アシクロビル(1日5回)
ビタミンB12 メチコバール(1日3回)
鎮痛剤 ノイロトロピン(1日2回)
ぬり薬
アラセ―ナAなんこう 1日1~4回
1週間後もういちど診察
同じ薬が処方されました
アシクロビルだけ 1日4回に減りました
さらに1週間後アシクロビルが1日3回に減り、内服は終了しました
経過
発症2日目(受診した日)
前
後ろ
発症3日目 全然変わりません
前
後ろ
発症6日目 ちょっと小さくなってる??赤みも少し引いてきています
でも痛みは続いているそうです
前
後ろ
3週間後
後ろ
やっっと茶色っぽくなっておさまってきたかなあという感じです。
痛みも消えました
水泡にならず軽快してくれてよかったです
でも痛みが結構しつこくて大変そうでした
帯状疱疹の原因
ストレスや心労、老齢、抗がん剤治療・日光等の刺激などにより免疫力が低下すると 潜伏感染している水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化 して起こるということなので、水ぼうそうにかかってしまうと、弱ったときに発症してしまうかもしれないということでした
水ぼうそうのワクチン打ってるこどもたちは?
アメリカ合衆国での研究では、水痘ワクチンを数万人の50歳以上の成人に接種することで、帯状疱疹の発症を対照群の半分に、主観的に痛みを残す人を3分の1に減らすことができたと主張するデータもある。
ということで、1歳で予防注射をしている子どもたちがが帯状疱疹になるリスクは半分半分なのかな?
まとめ
- 帯状疱疹は初期のうちに受診したほうが悪化しない
- かゆみの後、痛みがでることもある
- 治療は点滴と内服とぬり薬で、2~3週間かかる
「背中ずっとかゆいなあ」と思ったら、帯状疱疹かもです。